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2012.09.09 レバノン料理
「レバノン料理」 ★★★

生まれて初めてレバノン料理というものを食べてみた。

結論としては、トルコ料理やギリシャ料理に似ているという印象を持った。

ザジキ(tzatziki, τζατζίκι)やムサカ(moussaka, μουσακάς)、バクラヴァ(baklawa, μπακλαβάς)といったギリシャで食べた料理が出されていた。

レバノンはシリアの西、地中海に面した国でトルコやギリシャに近いので、料理も似ているのだろう。


mezza

まずは前菜(mezza)から。ギリシャ語ではmezes(μεζές)という。

Wikipediaによるとトルコ語起源の語だそうだ。

左のハート型コロッケはファラフェル。

簡単にいうとひよこ豆のコロッケだ。

中央のゴマダレっぽい色のソースにつけて食べるのだが、このソースはあまり味がしなかった。

食べた感じはコロッケというよりスナックで、潰し方が少し粗めで美味しかった。

ファラフェルというと神泉のKuumba de Falafelが一番美味しいと思っているけれど、あそこはちょっと行きにくい(渋谷駅から徒歩15分くらい)のでここ数年行っていない。


右のペースト状の物体はムタバル (moutabal)。

「焼いたナスをピューレにして胡麻ペーストやレモン汁と混ぜたもの」とメニューには書いてある。

ナスのペーストというとギリシャのメリザノサラタ(μελιτζανοσαλάτα)を連想したが、食べてみたら鰹節のような香ばしい味がした。

焼き茄子ではなくて燻製茄子なのかもしれない。

真ん中にかかっているオリーブオイル(と何か)と食べると味がよりよくなった。

レバノン風ピタと一緒に出てきたが、写真を撮るのを忘れた。


keftedes

こちらがメインディッシュのキャフタ・ビル・サニエイ (kafta bil saniey)。

外語祭のトルコ語料理店でキョフテなる肉団子を食べたので、きっとキャフタというのが肉団子を指すのだろう。

そういえばギリシャにもケフテデス(κεφτέδες)という肉団子料理があった。

メニューには「ラムの挽肉を玉ねぎ、パセリ、ジャガイモ、トマトと一緒にオーブン焼きしたもの。ライス付き」と書いてある。

見た感じはシチューのようだが、オーブンで焼いたほうがジャガイモが煮崩れしなくていいのだろうか?

味付けはトマトベースで、油が多いのか少しヘビーな味わい。

スパゲティのミートソースに少し近いが、酸味は少ない。

インド料理のようにスパイスが効いているわけではないので比較的食べやすい。

肉団子というか大きくて平べったい塊のラムはちょっと固めだった。

銀座で食べたルーマニアの肉団子料理を思い出した。

ライスには短く切った麺(薄茶色の物体)が入っており、全く違うがそばめしを思い出した。

香草らしきものがかかってはいたが、そんなに味は強く素朴な味わい。

そもそもご飯は肉と一緒に食べる付け合せなので、ソースの味しか印象に残らなかった。


kousi

こちらは同行者が食べた料理。

左側はラム・クシ (lamb kousi)。

説明文は「ラム肉を鍋でローストしてから玉ねぎ、トマト、ハーブと一緒にオーブンで焼き、その上から松の実とアーモンドをかけたもの。ライス付き」。

鍋で焼いた(pot roasted)というのがよく分からないが、焼き物の一種だろう。

私が食べたものとの違いは肉団子か骨付き肉かということだろうか。

ちょっともらったが、肉が柔らかくなっていて食べやすかった。

味付けは似たような感じ。


右側のは「ワラク・イナブ、クーサと茄子の詰め物 」(warak inab, koussa & stuffed aubergines)。

説明文は「ブドウの葉、中をくりぬいたズッキーニとナスに米、挽肉、パセリ、レモン汁とスパイスの詰め物をしたもの」。

トルコ、ギリシャのドルマ(Ντολμάς)と同じ料理だとウィキペディアに書いてあるが、どちらも食べたことがない。

ブドウの葉と聞くとあまり美味しくなさそうだが、「ロールキャベツとほぼ同様」といわれると普通に食べられそうな気になる。

ウィキペディアによると「ワラク・イナブ」は「ブドウの葉を使った詰め物料理(ミハシー)」のことだそうだ。

説明文から推測するにクーサ(koussa)というのが「ズッキーニの肉詰め」だろう。

ズッキーニの肉詰め(黄緑色の物体、おそらく皮を剥いてあるのだろう)をもらったが、なんとなくピーマンの肉詰めを思わせる味わいだった。


「あんまり味がしない」と書いているが、日本のようなあっさりした味付けではなく、実際はかなり濃厚である。

スパイスが強く効いているわけではないが、油分やトマトやらで胃に重たい。

1皿終えた後は腹ごなしに散歩に行きたくなった。

味付けはどことなく「中東」なのだが(ハーブのせい?)、自分の中でのイメージとしては東欧料理に近いかもしれない。
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ハルヴァ

「ハルヴァス (χαλβάς)」 ★★★

ギリシャのデザート。

χαλβάςと書いて「ハルヴァス」と読む。

エクスプレス 現代ギリシア語 』を見たところによると、現代ギリシャ語だとχはスペイン語のjのような喉の奥から出す音、βは/b/ではなく/v/らしい。

ちなみに/b/の音はμπ (mp) と書く。

世界遺産メテオラの麓の町であるκαλαμπάκαはカランパカと紹介されることがあるが、正確な発音はカラバカ(Kalabaka)に近い。


ハルヴァスは以前2回食べているが、ギリシャ旅行で食べたものは断食期間中の特別なタイプ(Σαρακοστιανός)だったことが判明。

知り合いのギリシャ人がもっと一般的なタイプのハルヴァスを作ってくれたので、ここに紹介しておく。


一見するとゼリー状のういろうのようだが、実際は小麦粉(セモリナ)がみっしりと詰まっている。

ずっとかき回していて腕が疲れたと言っていた。

検索で引っかかったレシピだと、鍋に入れて炒めるイメージらしい。

ギリシャのごはん [セモリナ粉のハルバ]


感触のイメージとしては、京都土産の伊達巻みたいな形をしたずっしり重い和菓子(名前忘れた)。

セモリナの粒粒がしっかり感じられる。

同じくセモリナを使ったアラブのミルクプディング(マーモニア)を思い出した。


ゴマ油をたくさん使っているので見た目以上に油っぽく、手がベタベタする。

キッチンペーパーを敷いて1日置いておいたらフライを置いたのといい勝負なくらい油が染み出ていた。


ギリシャでは腹の贅肉(love handles)がつかめるぐらいでないといけないらしいので(「腹に贅肉が無いと嫁に捨てられる」という言い回しがあるらしい)、こういうので脂肪を増やしているのだろうか。

ちなみに同様の言い回しとして、アラビア語には「腹に贅肉の無い男は家具の無い家と同じだ」という表現があるらしい。


焼いているわけではないので、ポロポロと崩れやすいので少し注意が必要だ。

ハルヴァ2

味は、少しスパイスの効いた、ヨーロッパのような中東のような不思議な味わい。

どこかで食べたような気がしないでもないけど、うまく言い表せない、そんな味だ。

上にかかっているのはシナモンで、他にクローブなど数種のスパイスを入れているらしい。

ナッツか何かも入っていた。

松の実と一緒に食べるといいらしい。

ギリシャのデザートというとヴァクラヴァス(μπακλαβάς)だのエクメク(εκμέκ)だの、ひたすら甘いのが多い印象があったが、これは普通の甘さだった。

油分が多くてたくさんは食べられないけれど、どこかで売っているのを見たら好奇心で買ってくるかもしれない。

*************

せっかくギリシャ人に会ったので、ギリシャの信号機ギリシャ旅行のことなど色々と聞いてきました。

Terapadでギリシャ語を打つのが猛烈にめんどくさいこともあり、まだ全部は書いてませんが……。

あまりに面倒なので解説ページを書いてしまいました。

Terapadでギリシャ語を入力する

ブログだとギリシャ語キーボード(EL)で直入力できるので楽ちんでいいですね。

ギリシャ人のおにいさん、質問攻めにしてごめんなさいm(_ _)m

古典ギリシャ語版ハリー・ポッターをお礼にあげたのでそれで許してください。

ギリシャでは有名ではないのか、あげたらかなり驚かれました。

ギリシャ人と会ったときの話のタネにするといいかもしれません。
インターナショナルフードフェアという催しが近所であったので、色々食べてきた。

奇食というほどのものでもないが、「珍しいもの」という条件は満たしていると思うので雑記ではなく「奇食」の分類で。


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ルーマニアパン


「銀座ダリエのパパナッシュセット」 ★★★

R25の紹介記事を読んで気になっていた銀座ダリエに行ってきた。

場所は銀座松坂屋の大通りを挟んだ反対側なので、注意していれば見つけやすい。

ルーマニアというとちっとも馴染みがないが、ひと昔前に流行った「恋のマイアヒ」はルーマニア語だった気がする。
スラブ系の中にぽっかり浮かんだイタリック(ラテン)語派(スペイン語やイタリア語と兄弟ということ)で、比較的音声構造(子音+母音)が日本語と似ているから空耳しやすいんだとか。
逆にロシア語などのスラブ語は平気で母音の前に子音4つ並べたり、子音しか無い単語があったりと日本人にとってはかなり難しいと聞いた。

一番安いランチはスープ、パン、主菜、コーヒーで950円で、デザートにパパナッシュをつけると+450円で1500円になる。
今回はこのパパナッシュセットにした。

スープはロシアのボルシチを思わせる味。
比較的おなかにたまるタイプだ。
スープ


肉団子はかなり弾力があり、ナイフで切るのに一苦労した。
素朴な味付けでラムの臭みが目立つ。
飽きてきたらマスタードをつけて食べると良いだろう。

肉団子


デザートのパパナッシュはほわほわのフレンチクルーラーといった食感。
内側がとろけるよう、というのは確かに頷ける。
フレンチクルーラーほどのくどさはない。
上の白いクリームは液状になっていて、クリームというよりソースだ。

パパナッシュ


すごく美味しいというわけではないが、聞き慣れない国の料理だと敬遠せずに一生に一回ぐらいは食べてみるといいと思う。

ダリエ (西洋各国料理(その他) / 銀座駅東銀座駅新橋駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0



「カフェロシア ランチB」 ★★★★★

別に奇食じゃないけど、ロシア料理は年1?2回しか食べないので記念に。
年1?2回のうち1回は外語祭
去年は上智の留学生が出してたサリャンカ(酸っぱいスープ)を食べたっけな。


カフェロシアは吉祥寺駅前のファミマの下のローズピンクの店。
看板、店内ともにどぎつい色なのでいかがわしい店に思えてしまうが、普通のロシア&グルジア料理店である。
スタッフがロシア人ぽい人(金髪碧眼)しかいなくてちょっとびっくり。
レジで金払うときにロシア語で話しかけられて硬直してしまったが、AとかBとか言えば大丈夫(たぶん)。
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