上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


「クリスマスプディング」 ★★★

奇食かどうかは怪しいが、知り合いのイギリス人曰く「奇食に興味あるなら食べてみるといいよ」とのことだったので載せてみることにした。

日本では売っているのを見たことが無く、これはヒースロー空港(出国手続き後にウロウロするエリア)のハロッズで5月末に買ったもの。
近頃はシーズンに関わらず土産の一種として通年置いているようだ。
値段は約10ポンド(購入当時は1ポンド130円ぐらいだったから1300円ぐらいか)。
もう一種類、使う酒の種類と値段が違うのもあった。
前述のイギリス人曰く、私が買ったのは10人前のビッグサイズで、もっと小さいサイズもあるようだ。
サイズを測るのをまた忘れてしまったが重さ500g以上、高さも直径も10cm以上あった。

プディングと言っても日本で言う黄色いプリンではなく、wikipediaに書かれているように「具沢山のパウンドケーキ」といった物体。




クリスマス関係だとドイツのシュトーレンが一番近いが、あれよりもフルーツがぎっしりしていて濃厚でべとべとしている。
確かに日本ではあまりお目にかからない物体だ。
イギリス人でも好き嫌いが分かれるらしい。
メジャーな食べ物のようで、アガサ・クリスティの作品にも『クリスマス・プディングの冒険』というのがある。
余談では、アメリカでは日本と同様にpuddingと言ったら黄色いカスタードプディングを指すらしく、アメリカ人にクリスマスプディングを見せたら「アメリカではクリスマスケーキと呼ぶね」と言われた。
イギリスではpuddingは熱を加えたデザート全般を、さらにはフルコースのデザートのことをpuddingと呼んだり(これは『鏡の国のアリス』で出てきた気がする)、ブラックプディングみたいに全くデザートではない物体があったり、よく分からない。
エマ ヴィクトリアンガイド』には、最初プディングは肉と小麦粉で作った食事だったと書かれていた。




クックパッドのレシピに、クリスマスプディングは食べる前に蒸して温めるのがいいと書いてあったので実行してみたが、少し焦げてしまった。

見た目以上にずっしりしていて重い。
割ってみると、本当にレーズンやベリーやナッツがぎっしりである。
崩れやすく、少しベタベタしている。
アルコールの風味は日本で売られているレーズンケーキよりも強い。
甘く漬けたフルーツの甘酸っぱさとアルコール、それとわずかな小麦粉部分でなかなかのボリュームだ。
油脂が多いのか、食べた後口の中がざらついた。




私はフルーツケーキが好きなのでなかなか気に入ったが(10人前をほとんど一人で食べた)、確かに好みが分かれそうだ。
小さいサイズを輸入してどこかで売ってくれてもいいとは思うけど。

スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。